金沢散歩 兼六園閉園解除


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猛暑の季節も過ぎ、今日は天気も安定しているようなので、久しぶりに本格的な散歩にチャレンジしてみました。

涼しくなった小立野台地の住宅街の昼下がりの道をそこはかとなく歩を進めていくと、行き会う人も希なまま、本多の森ホール、護国神社の森の弓道場を過ぎ、金沢医療センター前の大通り出ました。
兼六園方面を見ると、「小立野料金所」前のゲートが開いていることに気が付きました。

兼六園は去る7月31日、県の「新型コロナウイルス感染拡大緊急事態」により閉鎖となり、その後は「まん延防止等重点措置」のため閉鎖期間が延長されていました。

昨日、10月1日に感染状況が改善したことから、ようやく2か月ぶりに閉鎖が解除されていたのでした。
丁度、県民観賞の日ということもあり、免許証を携行していたので、早速、無料で入園することにしました。
観光客の入園者数は緊急事態以前と同様か、またはやや少ないように感じました。
酷暑を過ぎた人少なの名園は、以前とは異なる趣が感じられました。

霞ヶ池の千両役者「徽軫灯籠」付近も何時になく広々とした眺めを堪能することができました。日頃は雑踏のように観光客が溢れる辰巳用水の水道遺構から「内橋亭」まで見渡すことができました。
閉鎖以来2か月を経た庭園の木々や曲水の佇まいは、自然で新鮮な深い潤いを取り戻したように感じられました。

ひときわ懐かしかったのは、霞ヶ池下の噴水付近にある「山査子(さんざし)」でした。たわわに稔ったあまたの朱色の実が、艶やかな輝きを放っていた印象から、まがまがしいコロナの時代が過ぎ去ろうとしている兆しを感じながら、桂坂料金所を後にしました。

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