金澤 初夏 主計町散歩

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明日は豪雨の予報が出ていますので、今日は散歩をしなければならないという義務感がありました。

昨日は浅野川べりで可愛い鴨の親子に出会いました。接近を感じたのか、私の足下の水草の茂みから9羽の子鴨をつれた親鴨がさっさと逃げて行ってしまいました。今日は望遠を付けたα７を持って鮮明な画像を求めて、川縁に行ってみました。しかし、残念ながら同じ水草の茂みにドジョウならぬ鴨の親子はいませんでした。

水辺にはカラスの姿も見られ、鴨の親子が少し心配になりましたが、きっとどこかで水入らずの初夏を楽しんでいるに違いありません。何しろ彼らはワイルドですから。
天神橋からやや下手の流れの中央に大きなアオサギが堂々と佇んでいる姿が見られました。アオサギの立ち姿は流麗でみやびを感じますが、愛らしい姿をしっかり見ることができなかった子鴨達の姿を、望遠で捉えられなかったのは少し残念でした。

今日は、卯辰山方面へ天神橋をわたり、河川敷を通って梅の橋をわたって並木町を歩き、橋場から東山方面へと浅野川大橋を渡ってすぐを左に折れ、桑名湯さん横の「秋聲のみち」を通って中の橋経由で「主計町」界隈を歩いてみました。

昭和のたたずまいを残す銭湯「桑名湯」さんの入口は、青地に赤の「ゆ」の字のある暖簾、赤いレトロなベンチに風情のある植え込みの木々など、魅力満点です。京都北区の「船岡温泉」で長距離ドライブの疲れが吹き飛んだ癒しの記憶があります。金沢観光の途中の寄り道としては、桑名湯さんの立地は最適だろうと思います。

東山茶屋街方面から浅野川大橋越しの「主計町」の眺めも素敵ですが、浅野川、東山茶屋街越しに主計町から卯辰山方面を眺める視点も、金沢らしい町の眺望を楽しむことがでるように感じました。