金沢散歩 遠出

加賀市まで足を延ばして、高速道路で通り過ぎることが多い尼御前岬を訪れました。曇り空を見つめる尼御前の眼差しには、安宅の関に臨む悲壮な決意が現れていました。ひと気のない岬で、眼下に打ち寄せる波と、モノトーンの空を流れる雲を眺めていると、「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の・・・・」の和歌がそれとなく心を通り過ぎていきました。

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