金沢散歩 残暑・昼下がり散歩


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ようやく木陰では暑さから逃れることができる季節の移ろいを感じられるようになりました。時節がら木陰のベンチはもちろん日向の公園にも人影はありません。

夏草の青々とした原っぱも、やはり日陰は何となく清々しさが感じられます。

河辺を渡る涼風に、そこはかとなく揺れそよぐ「萩の花」は枝先に差す一瞬の日差しの中で、ヒラリヒラリと秋待ち顔を見せていました。

アキアカネの道標は、「せせらぎの道・終点、郡家山公園、哲学の道・分岐点、医王の道・終点、浅野川鈴懸公園、医王の杜公園」などへの道しるべです。何回となく通った道ですが、医王や哲学、鈴懸などのゆかしい名前があることを改めて知りました。

取り分け、「哲学の道」などは、誰かが思いを込めて名付けて碑にしたためたのだろうと思うと、懐かしい思いがこみ上げてきます。

コロナ禍で歩く人も少なくなった河辺の散歩道で、カサコソと落ち葉を踏みしめながらふと見上げると、真夏のようなノウゼンカズラの花が澄み響きわたる蒼空を見上げていました。

厳しい残暑の中でも、季節は着々と歩みを進めていることが感じられました。

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